べトナム日記  2007.3.28

日程:3/18〜26

行き先:ベトナム (行った都市→ホーチミン、フエ、ダナン、ニャチャン)

総予算:十万円

目的:観光
日記:旅行中には、一日が終わると、忘れないうちにその日の日記を書く。

五日目 3/22   ニャチャン午後観光

ニャチャンも観光都市で海辺のリゾート。

ニャチャン到着は13:00ぐらい。勧誘を断るのに何のストレスも感じない。10人ぐらいに囲まれると 「No thank you. I know. 」 囲みから抜けると誰も着いて来ない。やった。

初!新しい場所に着いてから勧誘されない。ホテルめがけて歩いていると、途中で44(ホテルの名前)のお兄さんに声をかけられる。普通のテンションで6ドル、1泊1部屋。

安い… 向こうがどんなつもりか分からなかったが、とりあえずここに決定。今考えてみれば、普通の妥当なランクに妥当な値段だったか。部屋も小ぎれいでよかった。

言葉が通じれば考えてることがちょっとは分かるのに。ホテルは一人2ドルだから安い。部屋に着くと、足を洗う、靴を洗う、洗濯をする。おかが部屋中をびしょびしょにしてた。

洗濯物用の紐を渡すとっかかりがなくて悩む。なんとか壁にかかっていたガラスプレートを固定している鉄の棒と窓の枠に渡す。俺の靴は窓の枠に、おかのくさかった靴は

もりたくのリュックからぶら下げて日のあたる窓の外に吊るす。ベトナムは暑いから洗濯物が乾きやすいと思ったが、意外と洗濯物は乾かない。

レチュンでは1kg=1ドルで洗濯をしてくれて、1,6kg洗濯してもらった。23000ドンで、おか10000ドン、たつ10000ドン、たくや3000ドン。晴れていてもなかなか乾かないのは湿度のせい。

44を3時半ぐらいにでて、ガイドブックに書いてあるレンタサイクル屋さんに向かおうとすると、44のすぐ隣に家族経営の自転車屋さん発見。このおじさんの笑顔が笑える。

いちいち大げさに笑う。いい人なのにぶっ飛ばしてやろうかと思った。そのぐらい貧乏の笑いを極めてた。その家族もみんないい人ばかりで笑ってばかり。

自転車は一日1万ドン。値段交渉のときもずっと笑ってた。こっちも気を使わず、気持ちよく自転車を借りれた。おかが間違えて黒板に名前を書こうとするが、ノートでおっけーだった。
自転車の前のタイヤの空気も入れてくれて、鍵付き。出発するときも笑顔で。ニャチャンの道路は、広い、長い、単純で交通量も少ない。少ないと言ってもホーチミンに比べるとでフエよりは多い。

ベトナムでは自転車も道路を走る。またどこも歩道はほとんど整備されておらず、露天とかバイクが止まってたりするので歩くのも困難なほど。歩きの時もよく歩道を歩く。

ニャチャンの道路をチャリで走ると、最高に気持ちいい。海沿いに街があり、海沿いの道路はリゾート気分満開。風が涼しい。自転車のせいで若干股間が痛かった。

その日はダム市場へ、市場の中心部に行くが、自転車で入れそうになかったので近くの駐輪場へ。一回1台1000ドン。バイクがたくさん止めてある。ベトナムでは、スクーターは見ない。

その代わりビックスクーターはたくさんあり、小さい女の子も乗っていたりする。駐輪場へ案内してくれたお兄さんに連れられ靴屋へ、嫌な予感が…

でもサンダルが欲しかったので行く。レチュンでぱくったホテルのサンダルをずっと履いていたので。そこに行くと、出た、ボッタクリの始まり。サンダルが30万ドンとか高ぇよ。

一回3万ドンまで下がったが、お金を取り出そうとしたときに財布を中身を見て、結構たくさん入ってるのを確認したとたん、「No、No」とキレられた。

そっからは何を言ってもだめ。3万ドンしかない、と言って買おうとしたから、まあ当然かもしれない。結局他の店で3万ドンで少しランクの下がるビーチサンダルを買う。

他の店では最初の店で3万ドンまで下がったやつが3万ドンには下がらなかったので、最初の店は親切だったのかもしれない。

また、魚介類の量り売りをしている露店で、かに、魚など合わせて3点を10000ドンで買おうとして電卓を見せたが店員にすごく呆れられる。安すぎたのか。

値段の見当がまったくつかないものに関しては安すぎる値段を提示してしまうこともしばしば。「現地の人でもこんなに買い叩かない」

そこの市場でもり宅がコーヒーメーカー2つをお土産に買う。2つで25000ドン。あさってはベインタインで同じものを買うといっていたが、いくらで買えるかな。

市場をねり歩く。ベトナム版豚肉ソーセージの笹で包んだやつを買う。すっぱくてあまりおいしくない。発酵食品でその臭みに耐え切れず。

市場は円状になっていて、3重の円、円の間に中心から放射状に道が伸びている。着いてすぐは、ベインタイン市場のような勧誘もなく、ここはいいところだ、ここがいいわ、

とか言っていたが、実際に一通り見てみると売っているのはどこも同じようなものばかりで、よく考えると欲しいものが特にないことに気づく。

でも、2回の生地売り場には、きれいな生地がたくさんあった。一通り見終わると19:00時前、お腹も空いてきたので、ガイドブックに載っていた生春巻屋に行く。

メニューの数は全部で6種類。頼んだのはそのうち3種類。他の3種類はよく分からなかった。この店にはメニューがなく、この旅で初めて料理の注文に戸惑う。壁にベトナム語のメニューが書いてある。でも読めない。

注文できないことを特に気にせず、ゆっくりガイドブックで訳を探していても、テーブルの前で、にこりともしない、中学生ぐらいの太った女の子がすごいオーラを出しながら、注文を受けるのを待っている。

とりあえず頼むか、と言っておかが頼んでくれたのはとても助かった。飲み物は冷蔵庫に入っていた水を買う。英語がまったく通じない。、waterさえ通じないので大変だった。

おかはコーラを何故か頼めていた。ここの生春巻が今までの生春巻の中で一番おいしい。ほんとの本場の味がした。豚肉をちくわみたいにしたものと、揚げた春巻きの皮と

草、レタスをライスペーパーに包む。この草がなんともいえない野性的な味がする。その辺で摘んできただろ、という感じで持ってきて、味もその辺の草っぽい。

一種類だけ、しその葉に似た味の葉っぱがあって食べやすく、草の中ではそればかり選んでいた。生春巻きは自分で巻く、最初に女の子が手本を見せてくれる。

他にも、酢漬けにんにく、ボイルにんじん、きゅうり、すっぱいうり、などがあり、どれを入れてもおいしい。たれをもりたくが絶賛。

大鍋でぐつぐつ煮込んでいたオレンジ色の甘辛ソースと、チリソースが別々で来て、それを混ぜる。本場の生春は草臭いが不思議と何個でもいける!

不思議とお腹いっぱいのなるよね(おか)。飯を食い終わると、チャリを返す時間の8時が近づいてくる。その前に、御父参カフェに寄るが特に食いたいものはなかったのですぐ帰る。

チャリを返したときは、自転車屋の門はしまっていたが、快く最高の笑顔。明日は借りないって言ってるのに最高の笑顔。かにみたいな動き。

ホテルに帰って一休みした後、歩いてその辺のカフェへ。今日お金使ってないから、お金使いたいよね、と。近所のカフェストリートのうち、暗くて雰囲気が出ているテラスのカフェへ。

店員は全員女の子で、白いブラウスに青いミニスカートでおっぱいがでかくて、ここはベトナム版メイド喫茶。ここで飲んだ solted remon がまずかった。レモンジュースに塩が。

もりたくのアイスコーヒーおいしそう。おかはレッドブルーを頼んでいた。その後もニャチャンの町を散歩。シュークリーム、パンケーキ、豚のアクセサリーを買う。

この辺でもお金の計算のことをぶつぶつ言いすぎた。ビリヤードは青いドレスの女の人に惹かれるが、25000ドンではやめよう。おかやりたがる。もりたく乗り気じゃない。俺もあんま。

結局やらなかった。あと、おかが「あそこまで行こ、あのライトまで」とか言って散歩したのを覚えている。ホテルに帰ってくるとシャワー、ここはバスタブがない。

天井に着いているでかいファンの重心が中心にないらしく、すごいブレながら回る。今にも羽根が取れて、飛んできそうで怖い。アメリカの音楽チャートのテレビを見てた。

明日は4時起きなのに、2時半まで起きて書いてる。ぐっすり眠りこけそうだ…