べトナム日記  2007.3.28

日程:3/18〜26

行き先:ベトナム (行った都市→ホーチミン、フエ、ダナン、ニャチャン)

総予算:十万円

目的:観光
日記:旅行中には、一日が終わると、忘れないうちにその日の日記を書く。

四日目 3/21   フエ一日観光、この日の深夜に寝台列車でニャチャンへ

今は寝台列車の中。寝台列車は1:30出発、12:30到着だから11時間ぐらい乗ったことになる。通路をはさんで隣に寝ているおかが日記を書けと催促してくるので書くことにする。

でも列車は揺れるのであまり書きたくない。

今日は朝起きて、とても眠い。遅くまで日記を書いていたのでとても体調が悪い。今日は朝9:30出発。フエの王朝跡を車で一日かけて案内してもらう。

今日からの予定を決めるのが結構がっつり相談したがなかなか決まらず大変だった。行きたいところに行くのに日程と交通機関の時間を合わせるのが大変。

言葉が通じないから交通機関の時間を知るのに苦労する。ツアーの出発の前に朝ごはん食べてから、その日のニャチャン行きの寝台列車を取るのにもめる。あの小心者そうな

ホテルのカウンターさん。最後出発するときに写真をとった人。俺たちがもう一泊しないことが分かると態度が急変、泣きそうな困った顔をしながら今夜の25:14発の列車は取れない
と言い出す。最初は、ホテルの人に手数料3ドル払って、チケットを買ってきてもらい、その時間のチケットがなかったら、ホテルにもう一泊してけ、と勧められる。

バカか、キョドった態度でもう一泊泊まって欲しいのが丸見え。こっちにはこっちの予定があるんだからそれが最優先。それに、納得できない、と言うと、

次の日の午後12:30の列車とかを勧めてくる。だから25:14の列車に乗りたいって言ってんじゃん。結局列車のチケットは自分たちで取る。歩いていく。

駅までの移動が深夜になる。フエ駅までのタクシー料金は5ドルと言っていた、高っ。

結局ホテルに関しては、夜に駅まで歩いていくまでの空いた時間部屋を使わしてもらい、もう一泊分の料金、一部屋12ドルをさらに払う。言葉が完全に通じてれば、

夜まで荷物を置いてもらう、とか、フロントに居さしてくれ、とか融通がきいたかもしれない。言葉が伝えられない。相手の金が欲しいという気持ちが強すぎる。

昨日イータオガーデンに送ってくれた人とは別のドライバーさんが来た。車は同じ種類。多分ホテルの人がツアー会社に頼んで来てもらっているんだと思う。

昨日のタン君がフレンドリー過ぎてタン君がガイドしてくれるのかと思ったが、タン君はホテルの人であり、観光案内はしないんだと思った。

今回のドライバーさんはキャンさんという名前、昨日のドライバーさんは笑顔が素敵で好きになれたのに、今回のキャンさんは愛想が悪い。前回のイータオガーデンまで

連れて行ってくれたおじさんは車から降りるとすごい笑って話しかけてくれるのに、車に入って運転席に座ったとたん、急に俺らとの距離を遠く感じる。何も喋ってくれなくなる。

その変貌はこち亀の本田みたい。後姿が印象的。車では変な怪しげな音楽が流れてて、それを聞きたかったのに、俺らが乗ったとたん、カセットテープをいそいそと変える。

音楽に飽きたのか、それともそれとも観光客に聞かれたら恥ずかしいぐらいのコアなベトナム音楽だったのか。だから一般ウケする歌謡曲に変えてくれたのか。

ベトナムの街の道路の名前は決まったものがどこの街にもある。レタイントン通り、ファンボイチャン、レノイ、バクダン、レロイ、パスター通りなど。

朝ごはんはパン、バター、コーヒーでそれぞれ、5000、2000、3000ドンだった。ホテルは朝食が付いてないが、お金を払えば出してくれる。

基本ビンズオンは何かにつけてお金を取ろうとする。今考えると異常なほどと思えた。日本ではお金を無駄に使っているが、ベトナムの生活ではお金を使うものがなすぎて、

逆にお金を使うのに慎重になったりする。ケチになる。ベトナムでは言葉が通じないせいもあって、ツアーなどでお金の請求をするのがすごいエネルギーが要る。

さっきも書いたが、お金を払って目的を達成するのが普通だけど、この旅ではお金のてんやわんやがメインになっていて、目的を達成する以上に現実的で大変だったりする。

旅では普通、お金を払って参加するツアーがメイン。ベトナムではそれぐらいお金に関するどたばたがあることを強調したい。

お金に余裕を持って、旅に来て、観光客価格で買うのをよしとする。それでもベトナムの部物価は安いから、安く毎日過ごせる。飯とか値段が書いてあるところも多いし。

食べることに関しては現地と観光客の差はあまりない。買い食いの場合はある。でも地球の歩き方に書いてあるレストランならボッタクられない。

でも物やツアーやマッサージなど観光客向けのサービスなどを買うときは値段の差が激しい。現地価格で買いたいと考えるとすごくエネルギーが必要。

まず英語が通じない。おばちゃんはすぐ嫌な顔するし。英語が喋れると思ったら、ドルですごい吹っ掛けてくるし。ドルガバのジーパンは295ドルとか言ってた。定価がない。

お金のごたごたを回避するための法則を一個考えた。もりたくには不評だったが…

道で歩いてるときとか。物を買った後に、物の値段で損した、得したをくどく言い過ぎた。だまろうか。

現地でのドンを円に直して計算する。それを10倍した値段が、日本で買い物したときの値段感覚と同じになるというもの。

ベトナムの物価が日本の10分の1と考えたときの計算。これで損した得したに関する自分の感情がある程度すっきりする。ま…もりたくには不評。

例えば、一番現地人と近い値段だと思われるバスの値段。3000ドン→21円→日本で210円でバスチケットを買う、感覚。これなら正当な値段だな、と。

まだ値段が分からないものに対しても、これを利用して、先に買いたい値段を決めておけば、少し買い物をしやすくなる。

例えばどうでもいいTシャツは1000円だったら買ってもいいな、→100円(実際の値段)→14300ドン。だから、14300ドンだったら買ってもいいなぁ。

旅行に行ったときはなんでも欲しくなりがちだが、ちゃんと考えて、自分が欲しいものを買う。無駄なものはいらない。

ツアーに出発。阪大の女の子二人はバイクタクシーで半日観光18:00にハノイ行きのバスにホテルの前で乗るらしい。何かあるか、と名残惜しいも、昨日楽しかったからいいか。

そのときが最後ではなく、ダイノイで再会、門の上で発見。帰りにもビンズオンで会ってここでお別れ。日本人久しぶりで観光地気分の開放的な気分がなくなると、

一緒に居てめんどくさいという気持ちも出てきて以外にあっさりバイバイ。ダイノイの門の上で20分もボーっとしていたよ、と聞いて、うそだ、ゆっくりしすぎでしょ、と思ったが、

実際に行ってみると、自分たちもゆっくりしていた。ツアーの最初はカイディン帝ちょう、外もすごいが中も派手できれい。モザイク板や、タイルで立体的な壁画、色も多色。

でも、その日は、前の日もそうだったが、雨も降っていて帝ちょうより、雨の不快感のほうが勝つ。そこですぐにかさを下のお土産屋で購入。

もりたくは30000ドン、俺は45000ドン…  俺はプラダのバックを指差され、「マネー、マネー」と連発される。そのおばさんをマネーおばさんと名づけたが、笑顔のくしゃくしゃ具合が好き。

もりたくは コカコーラのバックを指差され、「ノーマネー」とおばちゃんに言われ続けて安くなった。財布に細工して30000ドンしか入れてないとは賢い。

かさを買ってからすぐ中に行くが、内装のキレイさより、かさがうまく折りたためないことのほうが気になる。帰りにフランス人老夫婦にカメラを取ってもらう。

もりたくはフランスのユニホームを着ていたので「ジダン、ジダン」と言われる。外人に関する情報が少なすぎて俺らの間ではいろいろな情報が飛び交い、結論がでない。

トゥドゥックで見たフランス人がかっこよくて嫉妬する。 次はミンマン帝ちょう。堀の中に堀がある。メインの建物の中には靴を脱いで入る。線香の匂いが日本のお寺に似ている。

おちつく(おか)。ミンマンでこっそり鼻くそをほじる。すると20分後にもりたくが、「ミンマン帝ちょうで鼻くそほじってやった」おー、偶然の一致。

売店は道の前に3店ぐらい。観光客に対して主張してなくて静かな雰囲気。松にそっくりな植物がたくさん。そういえばフエツアーが一番ベトナムの植物を身近で見た。

メインの建物とは離れたところにあった、一面つる植物で心型の葉で覆い尽くされた石の建造物の廃墟の様子は天空の城ラピュタみたいだった。

建物は3段構え、気づかずに最初の建物だけで終わってなくてよかった。奥の建物で線香をあげる。線香が焚かれてたから鼻くそがたまったのかもしれない。

オカがフランス人とあいさつ、「サバ」って言っちゃたよ、と言ってた。でっかい哺乳類の金玉フルーツはジャンクフルーツ。ジャンクの意味が最後までわからなかった。

もりたくのかさがファミコンのドラえもんのタイムマシーンみたい。観光客のかさはだいたいこの柄のかさ。

建物に漢字が多い。例えば…覚えてない。俺らが線香をあげたのは見たことももう会うこともないだろうミンマン帝に対してか。訪れて、いいもの見せてもらったお礼ということにしとこう。物事の意味を考えないでなんとなくやる。

3つ目はトゥドゥック。ここは釣り好きな帝が作ったところ。池の周りが散歩道のようになっている。大きい庭のようになっていて気持ちいい。

この場所が5ヶ所の中で散策するには一番いい。一番好き。好きな理由はあれ、FF7にでてくるような遺跡のイメージを感じて興奮した。

ロードオブザリングとかそういう世界で感じるドキドキ感。こんなところで剣を使って戦闘したらすごいことになりそう。

ここも2段構え、日本のお寺に似てる。回廊がある(もりたく)。この辺で疲れを感じ始めた。お腹空いた。ドライバーは飯に連れて行ってくれる様子はなく、

結局ビンズオンに帰ってく14:30ぐらいまで朝飯からずっと飲まず食わず。ドライバー、キャンは、何も言ってこないなら、飯に連れて行かなくてもいいや、っていう感じだった。

飯を食いたいと言えば、連れて行ってくれたかもしれない。でも、それを頼むめんどくささのほうが勝り、我慢することに。

あと、広い敷地内にはメインの建物以外にもたくさん建造物がある。道の下には床が石版で埋まっているところもあり、ガタガタになっている。

うまく順番どおりに踏むと、チロチロチロリンとお宝が登場、間違えるとスライムが4匹ぐらい落ちてきて強制的に戦闘開始。

4つ目はダイノイ。ジオラマが一番前の建物にある。ここだけ1時間見学。ほかは45分たったら戻ってきて、と言われていた。今日の気候は日本で言うと5月ぐらい。ホーチミンに

比べると、だいぶ北に北に来たせいもあってか、かなり涼しい。京都の碁盤目状建物みたいに、四角い敷地内に建物が規則正しく並んでいる。かなり広い。1辺1kmぐらい?

建物は3列になっているので、最初真ん中を通りながら、右を見る。で、帰りは左を通ってくる。これで全部見たと思い込む(もりたく)。

モンゴルの草原みたい。廃墟の妖精が出る。SHOP99の歌がはやる。

きゅっきゅきゅきゅー、きゅっきゅきゅきゅきゅ♪

橋があるのに川がない  (もりたく)

犬小屋なのに排水管  (たつろう)

門があるのに扉ない  (もりたく)

王宮跡で植物栽培  (もりたく)

おかのは覚えてない。高いところから飛び降りようとする。もりたく行ける、おれ、おか、行けない?

ラストはティエンムー寺院。狭い場所に35分。寺と帝ちょうの違いが気になるがもうどうだっていい。フエにきたのは歴史ある雰囲気を味わいたいから。他の二人は知らない。

それはトゥドゥックが一番よかった。他はもう正直ストレスのほうも大きい。自分たちで面白いことをやろうとするか、疲れてダラーとする。

楽しむ気ならノリですべてをカバーするか、しっかり調べて、感慨を深めるか、うーん。全部見たのに10分しか経ってない。もりたくの発言が投げやりになってきた。

今14:16分なのに飯食ってない。亀の建造物の後ろにカップルの落書きがいっぱい。いらっと、落書きすんな。河の景色がきれい。ボートツアーもある。4ドルぐらいで申し込める。

安っぽい派手な塗装の船発見。時間が余ったので待ち合わせ場所でドライバーを待っていると、すぐに売り子のお姉さんが近寄ってくる。話しかけられる。

同じ店なのに、Tシャツ2ドル→1ドル→5ドル。こっちが、「理解してない」、と相手に一瞬でも思わせちゃうと、いくらでも高くなる。フルーツはオカが値切って、もういらない、と

立ち去ると、おばちゃん走って追っかけてきて、フルーツ3000ドン。すっぱいグレープフルーツ。ツアーから帰ってくると15:00前、今日バスでハノイに行く女の子二人はホテルの

フロントで口開けて寝るぐらいの勢いで寝てた。ビンズオン着くとすぐに飯を食いに行く。ブンボーフエでフォーを食べる。ブンは牛肉の意味で、骨付き牛肉が入っていた。

腹が減りすぎていたので、その後、昼飯をはしごする。フォーサイゴンでビーフステーキ、20000ドン、140円、安い!これが今まで一番お得な食事だった。牛の鉄板にのってでてくる

ビンズオンに帰ってくると、さっきの二人組みとすれ違い、チェーを食べに行くと言っていた。チェーはベトナム版ぜんざい。

「一緒に散歩しますか」とか言ってたが、俺らは列車のチケットを取りに行かなければいけなかったのでお別れする。一旦ホテルの部屋へ。ここでもりたくをまた、だしに使う。

「リーダーがうるさいのでもう行かなきゃ」と冗談を言う。こんなことを冗談で言って、少ない見返りの代わりに、仲間からの信用を失ってはいけない。すぐにフォローをした。

その場の気まずさを切り抜けるために、もりたくを売ってしまったことを、部屋に戻る階段で気づいて笑えた。

部屋で一休みするとすぐに、駅まで歩く。おかがバイクにひかれる。それは帰りか。現地の人、市場の人、みんな俺たちを見てたなぁ。市場だから人がたくさんいるところで

Uターンしようとしたバイクにおかがひかれる。ベトナムでもローカルなところに行くと、外国人だ、とよく視線を浴びるが、この瞬間がもっとも注目された瞬間。

駅に行くまでは、現在地を見失いつつも何とか到着。現地では、複雑な道の街の散策に、地理感覚がすごく重要。団体での地図係で重要なのは信用。

早く目的地に着くとか、すすんでやってくれるとかよりも、こいつだったら大丈夫だな、と思うような結果を残してきたやつに地図係を任せたい。実際に地図係を何回やったかなんて

すぐ忘れる。信頼できるという記憶は忘れない。

駅に着くと、17:00、40分以上かかった。そこでbooking and waiting room で一休み。ホームではゆっくりできるところがないので、待合室はすごく便利。列車で未開地に着いて

待合室のような場所がないときは最悪。勧誘のいいカモ。こっちはきょどる。ぼったくられる。初めての地に行って落ち着くため→落ち着ける場所を探す。空港だったらとりあえず

歩いて喫茶店に行くとか。落ち着く前に勧誘されるともうめちゃめちゃ。もりたくとおかがチケットを取りに行き、俺は荷物を見ながらウトウト。今回の旅ではこの辺りで気づいたことがひとつあった。

ベトナム人は時間の流れがゆっくり。ホーチミンでは祭りとかを楽しむ感覚で生活。日本人の感覚とはまったく違う。日本人はリゾートを楽しむ感覚に欠けてる。

売店の売り子さんは朝から晩まで同じ服屋で同じものを売り続けるし、それでも毎日あせってる様子はなくおだやか。

日本だったら、夕方からバイトあって、朝早く起きて、でも起きれなくて、あー、バイトまで2時間しかないどうしよう、筋トレしたかったのに、あー、料理作りたい、

でもめんどくさいからカップラーメンでいいか、合間の時間に本でも読もうかな有意義に、いいやめんどくさい、you tubeでガキ使でもみよう。あ、もうバイトの時間だ。

、、今日は何にもできなかったなぁ。。ってぜんぜん感覚が違う。今からバイトなのになにもできなかったなーってちょっとむなしい。

ベトナムで周りから浮かずに自然にいるためには時間の流れに素直になって正直に時間を過ごすこと。今はトムとジェリーを見てたり、ボーっとしたり、、あっ、足にハエが。

寝台列車のチケットをゲット。365000ドン。ビンズオンに帰ってくると、ぐてーっとベットに寝る。6時過ぎぐらいか。頭がくらくらして熱っぽい。ちょっと文句言い気味の

テンションになっているとおかは一人で散歩に行こうかな、と言い出す。この時は体力的にも精神的にも限界状態今回の旅ではよくあったが限界状態に陥るとそれぞれ三人が

自分の思うように行動するのでちょっと雰囲気が悪くなる。おかは周りを置いてどんどん行動する。もりたくは普段のおおらかさが消え攻撃的にになる。俺は余計なことや、文句ばっかり言う。

でも分裂の危機は一度もなくよくやってる。いつも楽しくやってると正直思う。一人一人が、人に頼るタイプじゃないし自分から行動すること、いつも楽しもういう気持ちでなんとかうまくいってた。

もりたくは別として、俺とおかは人を思いやる気持ちでうまく歯車をかみ合わせるタイプじゃない。おかが散歩に行こうとすると、もりたくも「俺も行こうかな」とテンションを無理やりあげる。

俺は悩む。うーん、体調が… でも結局いく。靴を履くのに手間取ると、二人は先に出て行ってしまうが、ドアの外で待っていてくれる。

うまくいかないときは相手に合わせるより、自分が元気を出せばうまくいく。夜の散歩、中盤ぐらいでテンションも体調も上がる。

もりたくがマンダリンカフェでナイフをパクる。しっかりしてんなー。晩飯を食う、またフォーサイゴンでビーフステーキを食う。うまい。小松菜みたいな、青菜の炒め物。

魚のトマト煮。パスタを頼んだ。もりたくが魚のトマト煮を絶賛。ステーキのほうがうまい、正直。その後ホテルに帰る。結構遅い時間、フエはかなり歩き回った。

完全に夜の街に対して抵抗がなくなった。周りの視線も気にはなるけど、テンションは下がらない。校庭でサッカーしてたのに混ざりたかった。網越しに見ていると、

ハァーイ。と言われる。サッカーはあんまうまくなく蹴り方で分かるよね(おか)。 歩き回ったのにどんな街だったかは思い出せず、川沿いの駅とホテルとの往復の景色がが印象深い。

現地の人たちが何故俺らに注目するのかを無駄に予想、結論は得られず。おかんお赤いシャツ、もりたくがベトナムハンサム、スパッツが変、めがねが珍しい。三人とも!

ホテルではシャワー、レジ閉め、ホテルでその日にあったことを思い出して日記を書くが今日は疲れた。日記が一日遅れていたので思い出せず。散歩は6時ごろから9時ぐらいまで。
そっからはシャワー浴びながら、23:30に出発だからあとどれくらい寝れるのかなどを考えてた。結局20分ぐらい変な睡眠をして、後は喋ってた。出発20分前は何故かみんなで日本のNHKの再生医療にくぎづけ。

23:30にビンズオンを出発。徒歩で駅まで行き、0:20に着いた。ホテルで小心者と記念撮影、素の笑顔を見れた。現地の人の感情が面白い。タン君とは会えずにさようなら。

そういえば朝に会った時は 「japanese girl?」どうだった、みたいなことを言ってテンションが高かった。深夜の道はおかのおかげで最短距離。

waiting roomの一番後ろの席で一時間待つ。白人カップル発見、韓国人カップル発見。現地の人は床で寝てる。大型テレビでやっているのはトムとジェリー。

おかともりたくは売店に行く。俺も後から行って、バナナ、パン、チーズなどを買うが、パンは結局食えずに後から捨てる。

寝台列車は1:30→12:30。割と時間どおり。真っ暗なところに列車が来るのはかなり旅っぽい。列車のレールが立っている所と同じ高さ。日本で乗る電車はホームと線路には段差がある。

狭くて暗い4人部屋の二段ベットの上も旅の風情たっぷり。もりたくも気に入って、「日本でも寝台列車乗りたい」と言っていた。列車の中で日記を書こうと思ったがガン寝。

到着の一時間前まで眠り続ける。下のベットには英語が通じない3世代親子、おばあちゃん、お母さん、赤ちゃん、後で分かったが上のベットに居た、よく目が合う怪しい男だな、

と思っていたのはそのお母さんの夫らしかった。逆に俺が怪しいやつだったのか。下の3人はいい人だった。でも、おとなしくていい人が、知らない人と距離をとっている態度だった。
今までは観光地で観光客相手だから、ほぼみんなひとなつっこかったからなー。

寝台列車は2食の食事つき。カップヌードルと弁当。スープ以外はおいしい。白米、骨付きチャーシュー、まずいスープ、ハムとほうれん草の炒め物。

でも飛行機の機内食と同じく、別に食べたくないタイミングで、食べるのには適さない場所での食事。食べた後、胃が痛くなり軽く下痢。しかし、着いてしばらくすると治る。

あー、眠すぎる。部屋の中で完全に俺と手帳だけの世界。めんどくさっ。寝ようかな。現在2:16分。