べトナム日記  2007.3.28

日程:3/18〜26

行き先:ベトナム (行った都市→ホーチミン、フエ、ダナン、ニャチャン)

総予算:十万円

目的:観光
日記:旅行中には、一日が終わると、忘れないうちにその日の日記を書く。

二日目 3/19   ホーチミン一日観光

今日は一日ホーチミン市観光。8時過ぎにレチュンを出発。22時過ぎにレチュンに帰ってくる。現在0:20、日記を書くのが辛い、楽しい。

朝は6時半に目覚ましをかけたが、結局二度寝して7時過ぎに起きる。朝フロントに行き、ホテルの苦笑いが素敵なお姉さんに言うと、パンとマーガリン、ストロベリージャム、

ピーナッツバターを出してくれる。飲み物はコーヒー、水、牛乳から選べる。朝のアイスコーヒーがおいしい。あとデザートにバナナ。朝食おいしい。パンはフランスパン。

部屋に戻ると、準備、朝フロントに行く前にワックスをつける、部屋から出たら周りの目がある。前髪をあげると強気になれる。ワックスをつけてる間二人を待たせる。

二人が待ってるオーラを出してるとき、二人も起きんの遅かったじゃんと思った。もりたくは起きる(起床はもりたくが持ってきた目覚まし時計を使用。あんなんかさばるし、

バックの中でちんちんうるさいし。) でもおかは起きない、でも出発するときは何も準備をしないので早い。俺は寝てても行動できる(おか)。

出発するとベインタイン市場へ。市場の南の大きな広場は朝は涼しく、でも汗ばむ、夜はバイクに乗ったカップル、バイクを歩道に止めていちゃいちゃ、たまにおっぱいも触る。

500mぐらいに隙間がないほどいっぱいいる。夜は暗くて少し恐い。でも南側には、ネオン管で派手なbarがあった。ここに行ったら海外上級者だね。(おか)

GOLD BAR、こういうBARはどこも一緒だけど、白人が多い、ほとんど。現地人はほぼいない。(居たとしてもスーツ?)。ベインタイン市場に着くと、中が開いている。

昨日は遅かったので開いてなかった。市場がしまるとき、最後にコーヒーおばちゃんに話しかけられた時、小指出されて「約束」 おか「もう行かねえよ」

それが6時くらい。同時に外の屋台がどたばた準備。ベトナム人は髪が短い、ベトナム人はみんなにいい人、お茶くれる(おか)。

ベインタイン市場は2回行ったが、1回目は歩いただけであまり店にも寄らなかったし、話しかけられても無視。

強引に来ると、おにいさんと言って腕、服をつかまれる、胸、尻をたたかれる。横腹をつねられる。腕を強くつかまれて離れない。

一回目はフォーを食べた

屋台でフォーボーで牛肉フォー、15000ドン安いよ、この店はメニュー表は上にある写真だけ。値段は向こうの言い値。105円ならまあいっかと思って食べた。

自分のお金の中で高いか安いかではなくて、損したか得したか、という感情のほうが大きくなる。物価が安く、物の定価が存在しないので常にぼったくられてる気がする。

フォーボーはすごくおいしかった。辛みそ(ヌクマム)みたいなものが小皿に付いていて、入れてもおいしい。たとえば2回目に行ったときは、Tシャツを買った。

三人ともサッカーシャツ、オカ100000ドン、俺が5ドルでもりたくは2ドル。オカと俺はい一緒の色違いを買ったが値段が違う。もりたくはフランスのユニフォーム。

5ドル600円とか安いんだろうけど、7→5ドルにまけたけどそれでもTシャツ屋のお姉さんに強引に言い寄られると損した気分になる。俺ともりたくがTシャツを買った後、

じゃれあってると、おかが向こうでもう一人のお姉さんに買わされてた。「正直買わされたわ」、本気でへこんでた、おか敗北宣言。

あと、コーヒーおばちゃんに初めて会った。さんざんつきまとったあげく、最後に「日本人皆同じこと言う、また来る、もう来ない。」

道はとにかく狭い。メインのとおりは幅5〜6mで狭いところは人2人が同時に通れない。裏、店の裏なんじゃないかというところを、通る。写真とっておけば良かった。

市場はだいたい場所によって売ってるものが分かれてる。欲しいものを探し歩く。なんか欲しいものあるかな、ではなくて、探すものをある程度見ながら決めてかないと、

値段も分からない。みんな現地の人は、俺らをカモだと思って近寄ってくる。観光客にTシャツを30ドルで売って、一山当ててやろうと。俺らはただテンションが下がる。

探したもので記憶に残っているのは、バックこれは学校に持っていたら少しネタになるかないう不順な動機。あとは、はし、これは結局欲しくないことに気づいてやめる。

水牛の角を使ってるはしで1ドル3膳の店が一番安かった。この店が面白くて、1回目でも唯一、居心地がいいと思った。「ウ゛ァンニャンテン」、いくらですかで

なぜか店員の女の子が大爆笑。しかもベトナムの女の子がかわいらしい。レチュンのホテルのフロントの英語が喋れるお姉さんの苦笑いが好きだった。

複雑な感情が表に出るのってなんかいい。そのお姉さんにダナン行きの飛行機のチケットを取ってもらったときの英語のやり取りは終始向こうの苦笑い。

こっちが向こうの説明を理解できても、それが相手に伝わない。ほんとに分かってんの?っていう表情で何度も、空港の手続き時間を注意された。

だから1時間前って分かってるって!  市場で探したもの、後は肩掛けバック。盗難防止に小さい手荷物用のバックが便利。入り口近くで、プラダのバックを

75000ドンで買う。最初だったし、値段表示されていたし、値切りもせずに買う。おじさんもテンション低く、No、値切る気もなく売る気も少ない。

買わせようとするおじさんが安くしてくれる、もともと高いからか。 同じTシャツが、コンビニでは25000ドン、現地では2ドル。16000ドン=1ドル 1000ドン=7円

市場を一回去ると、戦争証跡博物館へ。そこへ行くまでも、並木通りがあって、歩道の横には、公園、開放的で気持ちいい。歌を歌いたくなる。相川七瀬。

ほんとに何もかも忘れてそこに居るだけ、という気分になれる。交通量はどこも多いので周りはうるさいが、それもまた気持ちよく過ごせる。

戦争証跡博物館は、入場料15000ドン、中は、白人、日本人のおばちゃん、メモをまじめに取っているベトナム人青年が居た。

飛行機、写真、タイガーゲージ、お土産や。写真が興味深い、飛行機は現物大だが、現実味ない。ヘリコプターのプロペラでかい。

写真に日本語の注釈が付いていて、それをみて三人で話したりする。日本は反国だと制裁されるのに、ベトナムでは今は当時の反国が正義みたいになってて逆(もりたく)。

正直、自分の範疇を超える物事だと思考がストップする。それ大事だよ(おか)。タイガーゲージにはベトナム政府がアメリカフランス式の拷問により反政権の、

ベトナム人を拷問してる写真があった。水を飲まして腹をけると、水と血を吐く。女性器に蛇を入れる、性不全、女性の蛇恐怖心理。乳首や男性器に電流を流す。

爪に針を刺す。手足縛られて吊るされる、そして落とされる。両腕ボキボキ。檻の中をのぞくと、捕虜の等身大模型があって、ぞっとする。

ここは戦争を見るにはいい場所だけど、ホーチミンのにぎやかな様子と違いすぎて、静かでちょっと疲れた。日本の博物館みたいな冷たくて静かな雰囲気。

外にでると、またバイクの洪水でベトナムっぽいなーと思ったりする。戦争について考えるのとか辛い、中に居る間は早く外に出たかった。クーラーが効いていて少し涼しい。

ベトナムのクーラーは基本冷えない?レチュンもクーラー冷えない。あと冷蔵庫も冷えない。でもサイゴンセンタービル、国営百貨店はクーラー効いてた。

次は中央郵便局。その前に統一会堂前で座って一休み。おか「ここは座っちゃいけないんじゃないの」 もりたく「店とかを出しちゃいけなくてだから人が居ない」

旅ではもりたくはいつも論理的、一番必要なことを考える。俺は楽しもうと必死だけど、あんま重要なことは考えない、一人だったら旅は完全に違うもの。楽しめる自信ない。

一休み中に地球の歩き方で、ホーチミンの歴史チェック、「30万人の解放軍がこの統一会堂にひたひたと…」って説明しても二人はあんまり聞いてくれない。

そこから、聖マリア教会の正面へ。立派な歴史ある建物には、なんて無駄な装飾なんだろう、とよく思う。装飾にはどんな意味があるのか。単純にきれいとか心を打たれない。

ものの形とかに対するこだわりがあまりない。これがカッコいいとか思えればもっと楽しいんだろうけど。

そこから中央郵便局へ、周りには露店のはがき屋が。中ではがきを買い、名古屋の家族へ手紙を書き、切手を買い、ポストに入れる。

やりたいことをするのに大抵はやろうとする意思があって人に聞けば達成されてる、今日は。観光地だから?もりたくがしっかりしてるから?フエではどうだろう。

台湾の飛行機乗り換えのときは、缶ジュースを買えなかった。 それからサイゴントライアングルをひたすらうろうろしてた。レノイ、ハムギー、レタイントン、ドンコイ、バスター通り。

ニューランに行きバインミーを食べる、おいしい、チリ辛すぎ。チリをもろに食べたおかが無口になる。日本人女の子8人、なぜか入って席に着いたのに出て行く。

シントーと言われるミックスジュースを飲む。ストロベリーマンゴーココナッツミックス、シェイクみたいで冷たくておいしい。それにしても現地ものは全部腹をこわしそう。

チリが辛くて死にそうというリアクションをしていると、アイスティーを出してくれた。ここで初めてベトナム茶を飲む。ジャスミン茶。ここではサービス。

フォー2000ではベトナム茶は3000ドンだった。ここではフォーが18000ぐらい。屋台ではなくファーストフードみたいな店。

バクダンカフェではサービス。このお茶は甘くなく、どこも一緒。バクダンカフェはアイスクリームがおいしい、でもおかの頼んでた飲み物のラムレモンおいしかった。

ジャスミン茶は、麦茶、緑茶よりも、口に残らなくておいしい。

外資系のコーヒー屋に行った。スターバックスみたいなイメージ。入り口にはガードマン。クーラーも効いててなんか贅沢、べトナムに申し訳なくなった、でも楽だからいっか。

アイスコーヒーいっぱいが、50000ドン高っ。普通の大衆食堂だったら50000ドンで死ぬほど食える。

おっぱいもみもみおじさんが登場、ドンコイ通りではバイクタクシーがついてくる。「めんどくさい!」といってんのについてくる。「おっぱいもみもみ、ベトナム人もち肌ね。」

うろうろした後は、再びベインタイン市場へ、2回目は結構頑張り、いろいろ見れた。短パン2ドル、ランブータン1ドル。

それから、ものを買うことに対して少し抵抗がなくなり、いろんなお店に入れるようになった。

夕飯は、ちょっと町はずれの焼肉屋、歩いていったが遠く、周りも暗かったので不安にかられながらも無事到着。野外にある、広くてきれいでにぎやかだった。

道中のお店は、暗かったり、地元の人しかいなかったりと、かなりはずれのほうまで来てしまったなと思ったけど、ここなら安心して入れそうだと思った。

ぼろすぎたり、人が一杯いても、地元色が出すぎてるお店とかは味を楽しむうんぬんよりその店の雰囲気に呑まれてそわそわしそうなので店選びも楽しいが一苦労。

牛肉80000ドン、焼いて食べるにんにくつき。ガーリックライス20000ドン。ヤギ肉50000ドン。タイガー13000ドン。たれは全部で3つ、にんにくチリヌクマム、味噌レバー、ヌクマム。

にんにくチリヌクマムがおいしかった。チリは小皿に分けてある。もりたくが遠慮気味にいたずら。チリは食わねえよ。

テーブル担当の新人ボーイは感情を隠し切れず、こっちも複雑な気分に。向こうが戸惑うと、こっちも戸惑う。でもいちいち素の笑顔でノリが若い、青いな。

俺が伝えられなくて注文に詰まると、青いシャツのマネジャーがでてくる。新人は check please を チョコレート だと勘違いしてたようだった。オーナーに新人ボーイ叱られる。

オーナーは笑顔で接してくれてとても安心。接客ではへりくだるんじゃなくて強気なほうがこっちも安心する。向こうがもてなす態度を貫いてれば、へりくだってなくても、

腹のうちがどんなものであろうと、こっちとしては目的が果たせる。焼肉屋はお腹一杯にもなりおいしかった。ビールでいい気分。

レチュンの周りのデタム通り、ブイビエン通りのお土産が結構いい。

部屋に戻り、俺はシャワー、もりたくは部屋、おかはダラン⇔フエの飛行機の時間を調べにフロントへ。

行きたいところややりたい事はあったが、予定をまったく立てずに行ったので、次の日のことは前日に決まる。

三人シャワーを浴びると夜のベトナムへ。23:30ぐらい。殺されはしないかと不安になるが意外と普通。警戒心も初日よりもだいぶなくなり、もうどうなってもいいや。眠い…

向かいのbarにはネオン、白人がいっぱい。ブイビエン通りを100mぐらいのところでバインミーを買う、8000ドン。レバーペーストおいしい。ノーチリ、ノーパクチー。

でもベトナムではパクチーとは言わないらしく、言っても通じない。指をさして伝える、OK、カムオン。

24時間コンビニ999で水とパインジュースを買う。コンビニの二階には、化粧品やお土産などいろいろ、なんでもあるな。

部屋に戻り、お金の計算、日記を書き始める。今、2:30。二人が寝てから1時間ぐらい。寝る前は大爆笑。1時間ぐらい。眠い。



おかがランブータンを1kgも買ったので。

おいしくねーなぁこれもう。 (おか)

5倍おいしい食べ方、よくかんで果汁を出す。(おか)

かんでる時間が5倍。 (もりたく)


あとは…

もりたく意味不明な言葉を発する、でももりたくが歌ってたのは日本語。逆におかが日本語が分からない。

白人はほめ方がおおげさ、布を見て「マーベラス!」 (もりたく)

靴はほんとに8万ドン?オールスター  (おれ)

バイクタクシーのおじさん「おっはー、しんごママ好き、お触り大好き〜」  (もりたく)

日本人同士では意外と話さない。  (おか)

もりたくが買った現地の帽子フンがついにゴミ箱になる。