べトナム日記  2007.3.28

日程:3/18〜26

行き先:ベトナム (行った都市→ホーチミン、フエ、ダナン、ニャチャン)

総予算:十万円

目的:観光
日記:旅行中には、一日が終わると、忘れないうちにその日の日記を書く。

一日目 3/18   出発、ホーチミン初日

・現在9:30前、台北(台湾の北)行きの飛行機の中、朝の4時に農工大前のローソン集合。

タクシーで国分寺へ。電車を待って、国分寺の松屋でビビン丼を食べる。偶然かずきに会う。ハンド部の飲み会の帰りらしく、ただの酔っ払い。

かずきはオカのお父さんに酔っ払い方が似てる。五時過ぎ国分寺発、新宿から山の手線で乗り換え、山手線は列車なかなか来ず、人もたくさん居た。

体がでかい人ばかりに見たのは気のせい?始発だったからみんな垢抜けて見えたのか。山の手線から日暮里へ、日暮里から京成線スカイライナーに乗る。

1920円、6:35の始発。7:26成田第二ターミナル駅到着。スカイライナーを使わないと、各停に乗ることになるので到着が7:36。しかし集合が7:40と聞いていたので、

10分早く着くために920円余分に払うことにする。各停に乗ると1000円で安い。成田第二バスターミナル駅に到着。駅に着くとすぐに、改札でパスポートを見せる。

えー、もうここで見せるんだ。空港についてから手続き中も、何度もパスポートと航空券を見せる。手に持ってるか出しやすいところに持っておくのが良いと思った。

もりたくが機内でよく外人に間違えられる。スチュワーデスが機内食を持ってくるときに、

日本人→「すき焼き風ご飯か、シーフードパスタにするかどちらにしますか。」

もりたく→「ビーフorシーフード?」

食事の終わりにこれもうけた。スチュワーデスからもりたくへ 「フィニッシュ?フィニッシュ?」

おか→「さようなら」  もりたく→「サンキュー、バイバイ」

機内食は結構たくさん、すき焼き、ごはん、煮物、パン、チーズ、クラッカー、マーガリン、成田空港第二ターミナルに着くと、まずEチケットに書いてある、

G13カウンターを探す、手がかりはそれだけ。ネットのRAJトラベルでもりたくが申し込んだ。G13カウンターに行くと、人が結構並んでる。列はスムーズに進み、

10分ぐらいすると、受付、パスポートとパソコン画面をプリントアウトしたもの(Eチケット)を見せると、引き換えに航空券をくれる。そこの受付のお姉さんが、

きれいで喋りも上手。航空券を受け取ると手荷物以外の荷物は預ける。その場を離れ、両替所を探し、両替所でドルを円に替える。

奥の両替所は並んでいたので、手前の両替所に行くことにする。奥の両替所はもりたくがレートを見てたらしいが、1ドル118円ぐらい。手前は1ドル120円ぐらい。

奥は自分で両替書を書いて、両替する額、替えるドルのお札の内わけなどを自分で決める。結局利用することとなった手前の両替所では、2つ窓口があって、

左の窓口はスピード両替と言うものをしてくれる。1万、3万、5万円を渡すと、それぞれ、使いやすい細かい札のセットと交換となる。

オカは2万5千円、もりたく4万円。たつろう3万円両替。一ドル両替で、2円の差。3万円両替したとすると、30000/120×2=500円違う。

全然いい。一人だったら、この500円はこだわってもいいが、団体行動のときは意思の統一が最優先。三人とも500円ぐらいは気にしない。

次はトイレ、成田空港に着いてからションベンにずっと行きたかったが、ついてまもなくは何をしなきゃいけないかのほうが大事だったので、我慢。

気分のいい、悪いは気持ちの問題。自分のしたいように過ごせば意外と楽になったりする。

団体行動の時は必須の行動パターンがある。人にあわせてつらい思いをするぐらいだったら、最初から相手に合わせたりはしない。一人で行動する決めるのが当たり前。

ペットボトルの飲み物を飲み干して捨てると、出国手続き。何列も並び、横の端の列が、新しく受付となると、何人かの人が本気でその新しくできた受付に走る。

それが本気ダッシュ過ぎてその場で大勢の人たちの笑いを誘う。パスポートと航空券を見せ、中に入ると、免税店、ここで初めて発見。オカともりたくは免税店を

あまり知らない様な事を言っていて少しびっくり。中にあったトラベラーズショップでメモ帳とガムを買う。旅行のときに買ったガムって大抵食べきれずにあまったり、

ごみになったりする。免税店では、俺らが買うようなものはなかった。もりたくが電話してる間、オカと二人でブランドのめがねを試着。こういうめがねの試着のノリはドンキ。

電話が終わると66番窓口へ。G13といい66番といい、不吉な数字が続く。無事搭乗。出発のときにもりたくがそわそわする。もりたくは海外初めて飛行機初めて。

ここで何度ももりたくが外人に間違えられる。左隣に座っていた女の人がかわいい。スチュワーデスは化粧がうまい(オカ)。

台北で飛行機の乗り継ぎ。直行便じゃないと少し、航空券が安くなったりする。飛行機を降りてすぐ、自販機でジュースを買おうとしたらNT$とか書いてあって、硬貨も、

私兵も使えず、諦める、海外は自動販売機も使えず基本思いどうりにならない。大事件がここで発生。乗り換えの手続きを済ませ、搭乗口で飛行機の搭乗時間を

待っていると、オカが突然「たつろう、オレのデジカメ持ってない?」と聞く。みんなで荷物を調べたが誰も持ってない、でも飛行機乗る前は、写真も取ったしあった。

台北発13:45。しかしオカがそれをとりに降り口フロア行ったのが20分前の13:25。手荷物検査を済ました後だったのでオレともりたくは検査ゲートの手前で待つ。

おかは係員に I lost degital camera と言って、お客様問い合わせセンターに逆戻り、13:34に帰ってきた。走って搭乗口まで行くと誰もいなかったが何とか乗れた。

トラブルが起こったときは言葉を伝える必要があるので、言葉が通じないのがすごく不安。飛行機に乗り遅れ、台北で立ち往生するんじゃないか。

おかは一人その不安をまったく感じてないように見えた、こういうとこはおかは強い。それが待ってる俺にはすごくむかついた。俺だったら絶対デジカメを諦めてるな。

とそのときはほんとにむかついた。でも今思えば、あのデジカメにはすごく助けられたので、今では、ちょっとありえないなあれは、と言う気持ちが薄れた。

そのときはほんとに殴ってやろうと思った。ああいう危機に追い詰められたときにはイライラして怒りをぶつけるのが一番すっきりする。

超ダッシュして無事飛行機に乗れると、もりたくは以外に水に流していて明るい。俺はだめだ。飛行機乗ってからも、一時間ぐらいイライラ。

ここでもまた機内食がでた。狭い椅子で身動きがとれず、寝て頭がボーっとしてる状態で前に出される機内食は、えさを食ってる気分。

ご飯、野菜と鶏肉のあんかけ、サーモン、りんごとレタスのサラダ、桃缶、マンゴープリン、飲み物。コーヒー、ジュース、水。気分が優れないので水を飲む。

2,3時間でタンソンニャット国際空港到着。ここで少し三人ともパニクル。原因は二つ。ドンからドルへの両替にあったっての財布のお札の移動。もう一つは、

空港の出口に現地の人が死ぬほどいる。隠れる場所がない。降り口と外は吹き抜けのようになっていて外から中が丸見え。みんなこっちを見てる。

隅っこのベンチに座ってお札の確認やホーチミン市中央部までのこれからの交通手段について、あれでもないこれでもない、ときょどり過ぎて話し合いにならない。

多額のお金の入れ替えを見られる⇔誘拐される。ぐらいの恐怖は覚えた。結局、地球の歩き方に書いてあったべインタインバスターミナル行きの152番バスターミナルへ。

柵越しに人に囲まれてる出口を抜けると右方向へ、152番のバスターミナルを目指す。152番のバス停に着くまでに、タクシーの勧誘に多く合う。何とか逃れる。

先頭で歩いていると、リーダー、リーダーと話しかけられるが、恐すぎて無視。付いてくるがもりたくが殺す目で、ノーセンキュー。相手は完全に負けを認め、握手を求める。

無視するより、はっきりと言葉で断る。いつも楽しい気持ちでいようと今回の旅行では思っていた。強い意思表示が求められる場面はすべてもりたくが背負っていくことになる。

152番のバス停で日本人三人組に会う。きょろきょろしてるとベインタイン行きですね。と一言かけてくれる。旅慣れていそうなお兄さん。足袋パンツの金髪。あともう一人。

バスでは一番後ろの席に座る。地球の歩き方では2000ドンだったが3000ドンに値上がりしていた。バスのチケットに値段が書いてあったので間違えないと思う。

ちなみにタンソンニャット空港到着は、16:42分、もりたくが覚えていた。しっかりしてんなー。

このバスはローカル色強い。というかここではじめてベトナムの空気に触れる。切符売りのお姉さんがきれいだった。左斜め前に座った青年とその息子と会話。いい人。

ここで初めて、ベトナム人の苦笑いに触れる。そして意外と英語が通じる。それから、バイク、車の交通量がすごい多い。対向車とかあんの。ビックスクーターに4人乗り。

二人乗りのカップルが多い。幸せそう。クラクション鳴らしすぎ。道路を横切る通行人も、そんなとこ通るの、というところを突っ切る。周りを見ながら歩けば、

信号無視さえしなければ、どんな大通りでも渡れる。信号がなくて、交通量が多いところでも、意外と一瞬、交通量が途絶える。右側通行。右折の車がアグレッシブ過ぎる。

バスは揺れるし、すぐ発進、停車の繰り返しですごく酔う。車間距離狭すぎ。後ろを見ると酔う。

なんでみんなおっぱいでかいの、なんでみんな付き合ってんの(おか、もりたく)。

外の景色を見たかったけど、一番後ろの座席は一つ高くなっていて、外は見えにくい。

ファングーラオ通りのバス停で降りたほうがレチュンに近かった。でもバスがどのバス停に止まるかなんてガイドブックにも書いてないから終点まで行くのが正解。

ベインタインバスターミナルから、レチュンまで行くのに少し迷う。到着してから楽しむか、目的地に着くかで心の迷いが生まれて楽しめず、軽くキョドリながら

地図を片手にレチュンを探す。自分たちが街の風景になじんだと力まなくなったのは、飯を食った後ぐらい。レチュンに着くと値段交渉。

20ドラーズ? OK?look the room. 部屋に連れて行かれると take the bagage nothing! 

こっちからの質問 what time break fast? what time check out? key?

地球の歩き方を見せて 18ドラーズ? でも new place yhee. みたいな。

ベトナムのミニホテルは縦長構造。狭い敷地に7階建てぐらい、螺旋階段、1階につき、3部屋。部屋の中はどこもこぎれい、もっと土っぽい感じを想像してた。

この辺、デタム通り、ブイビエン通りは外国人ツアリスト、バックパッカーが集まるミニホテル街。一泊10ドル前後が相場、三人部屋で20ドル。聞いた感じ、もっと安いところはある。

ホテルを探す途中、間違えてデタム通りを逆に進んだときは、生活感あふれすぎて恐かった。少し退廃的。こんなところには恐くて泊まれないと思った。

レチュンはいいところ、温水シャワーもでるし、あんま涼しくならないエアコン、扇風機も付いている。その中でも、もりたくが洗濯物を乾かす紐を持ってきたのがえらいと思った。

クローゼットも冷蔵庫もあるし、外国のアパートみたいにらせん階段で上に上がる。Floor4で401号室、外国では階の数え方が違うと言うが具体的にはどう決まっているの。

かなり登った気がする。Floor4なのに6階(おか)。欧米人とよくすれ違ったり、ホテルのロビーでダラダラしているのを見かける。だいたいロビーは吹き抜けのようになっていて

ホテルの従業員の人や宿泊客がのんびりしていて、生活感あふれている。レチュンのフロントにはいつも人がいて、平和な生活感がロビーににじみ出ていた。居心地がいい。

チェックインのときは日本人の三人組、男二人、女の人一人がすれ違いざまに頑張ってくださいと一言。ちょっといいなぁ。

現在夜の1時、二人は寝だしたので今日あったことを書いておく。

水を買おうとしたが、紙幣の額が50000ドンと大きくて、釣りがなくて道端の露天では買えず。仕方なくロッテリアでコーラを買ってお金を崩す。お釣りの紙幣はボロボロ。

そっからベインタイン市場へ。レチュンをでたのが19時過ぎ。夜は市場の建物はやっておらず、市場の周りに屋台がたくさん。軽く一周、この頃三人とも疲れがたまっていた。

みおさん似の店員発見。一周した最後の屋台で食事をすることに。席数が百個ぐらいあるんじゃないか、ほぼ満席、にぎやか。レストランに入る時は自分から入らず

案内されるの待つのが普通。メニューの写真を見ていると、店員に話しかけられる。席に案内され、メニューを見る、最初にドリンク注文、値段はメニューに書いてあるので安心。

カンニング竹山似のオーナーが客に化けていたが、会計が遅れていたときに助けてくれた。

頼んだのは、ハイケネン、タイガー、333、焼き鳥×3、生春巻×3、インスタントヌードル炒め。生春巻きは草の味が強かった。どの料理にも小皿にたれが付いていて基本甘辛。

全部で84000ドン、三人で割ると、28000ドンで200円ぐらい。あまり食べてなかったが馬鹿食いする気にもならず、ちょっと少な目ぐらいで正解。あんまり頼むのはよくない。

ハーイ、チェックプリーズ、と中指と親指をこすり合わせて会計を頼んでも、なかなか来ず、20分以上待った。このジェスチャー旅の最後までやってたけどあんま伝わらない気がする。

露店見学、公衆トイレは有料1000ドン、7円、しょんべんがもれそうだった。マンゴーを露店で2個買って、1個はその場で切ってくれる、1個はホテルではさみで切って食べた。

ホテルでは毎日その日のお金の計算。これが楽しい。ドン金持ちのおか。なぜかドルが俺らの中で希少価値。

人生ゲームでお金を数えてるみたい。為替チェックは必須。今になって考えてみると、初日に銀行に行って手持ちのドンを7割ぐらい細かいのに替えるべきだった。

そこからシャワー、気持ちいい。三人で計画、明日からの。就寝。パスポート財布はマクラの下。窓からの路上の喧騒が生々しい。1時過ぎの今でも外はうっさい。

車、バイク、クラクション、人の声。アス!俺だけノリきれない?三番手はつらい。明日も頑張っていこう。